まるで美術館…最古のゴルフクラブ「ミュアフィールド」のクラブハウス



女子ゴルフのメジャー最終戦、AIG全英女子オープン(7日終了)は世界最古のゴルフクラブとされる英エディンバラ郊外の「ミュアフィールド」で開催され、渋野日向子はプレーオフ進出にわずかに1打及ばなかったが、最後まで優勝争いに加わり、大いに盛り上がった。
 同コースは、女性会員が誕生したのはわずか5年前の2017年。女子大会が開催されるのは初めてで「歴史的な出来事」として注目を集めた。格式の高い閉鎖的なクラブをイメージしたが、大会期間中にはリクエストに応じて数人のグループでクラブハウス内の見学も開放された。最終日の朝、同クラブ元キャプテンのロビン・ダウさんの案内で訪れた。まるで美術館級にゴルフの歴史が詰まった数々の展示物を、ダウさんは誇らしげに語ってくれた。
 世界最古といわれるゆえんは、ミュアフィールドが「オナラブル・カンパニー・オブ・エディンバラ・ゴルファーズ」として隣街のリース・リンクスで、5ホールのコースでプレーをしていたから。1744年に、ここで初めてゴルフの競技会が開催。その際に、現在のゴルフルールの基礎となる「13のゴルフルール」なる手書きの成文が残された。
 ここにあるのはレプリカで、本物はエディンバラの美術館に飾られているという。競技会の優勝トロフィーは銀製のゴルフクラブで、そこには歴代チャンピオンの名前が彫られたボールが鈴なりに付けられていた。現在のミュアフィールドに移転したのは1891年。オールド・トム・モリスが設計し、1925年に最も偉大な設計家のひとりで兵庫・広野ゴルフ倶楽部も手がけたハリー・コルト(英国)によりコースが完成した。当時のコース設計図も飾られ、もちろん女性用ロッカールームも存在する。
 現在は火、木曜日はビジターだけプレーが可能で、オンラインで予約ができる。5~9月はハイシーズンでグリーンフィーは今年は310ユーロで約5万円と安くはないが…。訪れる価値は大いにありそうだ。




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(出典:中日スポーツ)