日米２００本塁打「王手」の大谷翔平、まだある今季達成しそうな「大台」やレジェンド超え : スポーツの鑑　まとめNEWS

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平は、例年通り、６月に入り絶好調だ。チームの全１７試合に出場。９本塁打を放ち、今季ホームラン数は両リーグ単独トップの２４本に伸ばした。これで日米通算の本塁打数は１９９本。大きな節目の日米通算２００本塁打に王手をかけた。１８日にはメジャー通算４００打点も達成した大谷。この調子なら、今季はさらに、節目の記録が見られそうだ。（記録は１８日時点、デジタル編集部）

日米通算１０００安打
　大谷は６月の月間打率がちょうど４割で、今季の通算打率は３割に達している。安打数は今月２６本で、今季通算８３本。エンゼルスはここまで７４試合を消化していて、大谷がこのペースでヒットを積み重ねるとすると、シーズン１６２試合が終わった時点では、１８１安打となる計算だ。そうなると、メジャー通算安打は７１１本に。日本時代の２９６安打と合わせて１００７安打に達する。

１３日のレンジャーズ戦、９回に今季１０個目の盗塁を決めた大谷翔平＝ＵＳＡトゥデー

　大谷の過去５シーズンでのシーズン最多安打は、昨年の１６０本。１０００安打達成には、自己最多を更新する数字が必要だが、今の調子なら十分可能だろう。

日米通算１００盗塁
　１３日のレンジャーズ戦でメジャー５度目の２桁盗塁に到達した大谷。昨季はシーズン通算で１１盗塁だったから、かなりのハイペースだ。今季は１試合２盗塁を３度マークするなど、相手の隙を突く積極的な姿勢が目立つ。

今季１０５個の三振を奪っている大谷（６月９日のマリナーズ戦で）＝ＡＰ

　このままのペースならシーズン盗塁数は、２０２１年の２６に迫る２１となり、メジャー通算は８７、日米通算でちょうど１００盗塁に達する。投げて、打って、さらに走る――。野球小僧・大谷が初のプレーオフ進出へ向け、果敢な走塁を続けられれば、節目の記録も近づいてくる。

日米通算の奪三振、レジェンド超え
　今季も順調に奪三振を積み上げている大谷は、ここまで８２回を投げて１０５個の三振を奪っている。打撃とは異なり６月は勢いが落ちているが、日本時間１９日時点で、ア・リーグ２位だ。このペースで三振を奪い続ければ、シーズン終了時には２２９奪三振と、昨年の２１９を超える計算。メジャー通算で６７０、日米通算では１２９４にまで記録が伸びる・・・・