大谷翔平　ドジャース入り最有力「３つの理由」米ＣＢＳスポーツが解説 : スポーツの鑑　まとめNEWS

今オフにFAになるエンゼルスの大谷翔平投手（29）への注目度は衰えることがない。米CBSスポーツ（電子版）は27日（日本時間28日）に「あるチームがいかにして　MLB最高の選手と契約する最有力候補になったか」と題し、ドジャースが大谷獲得の最有力候補である3つの理由を解説した。

　1つ目は「3度目の正直」だという。ドジャースは花巻東高3年時と2017年オフに日本ハムからポスティング申請された時の2度、交渉の席に着いた。

「高校時代の交渉には他球団も含まれていたため、ドジャースがどれほど契約に近かったかは明らかにされていない。（17年に）大谷は最終的にエンゼルスと契約したが、ドジャースは直接面談が認められた数少ないチームの一つだった」

　2つ目は「未来の計画を示唆する過去の取引」だ。昨年オフにドジャースが大物を獲得しなかったことを米メディアは大谷獲得に備えて資金をプールしたと報じた。

「ドジャースは最も望む選手（大谷）を獲得する機会が得られる前に不必要な長期契約をすることに慎重になっているよう。この動きは球団オーナーの意向などの力が働いた可能性があることを示している。実際に、ドジャースは24年のオプションがある選手を除いて、24年を保証する契約およびトレードを誰ともしていない」

　最後に「好み一致の可能性」を挙げた。一般的に、多くの選手はFA交渉で、金額、勝てるチーム、自分にとってメリットのある土地の3点が合致することを目指し、少なくとも2つを求めるという。

「大谷は、大リーグ移籍の際に金銭が動機でなかった。どちらにせよ今オフとても金持ちになるため、そこは問題ではない。すると残り2つ、勝利と場所において、ドジャースが最有力候補といえる。大谷はワールドシリーズ優勝が一番のゴールだと何度もコメントしている。メジャー移籍の際に優先したと見られる西海岸に対する考えは変わっているかもしれないが、少なくとも勝利においてはドジャースにアドバンテージがある」

　来季のユニホームは赤から青に変わるのか。　